MOBOTIXカメラ事例EXAMPLE
産業廃棄物処理場
産業廃棄物処理場では、摩擦や発酵などが原因で高温となり、発火することが稀にあります。
火災は予知ができれば防止したり被害を軽減することができますが、現在世の中で採用されている火災報知器などは、煙や炎を感知して警報を発したり、水や消火剤を散布する方法が一般的で、「発火」をしないと感知ができません。
そのため、燃え広がることは防げても、スプリンクラーが作動し保管物や設備が水に濡れることで甚大な損害が発生してしまいます。
『MOBOTIX S16』サーマル(熱検知)カメラなら、産業廃棄物保管場所の様子をカメラが常時監視し、指定エリアの表面温度が設定値以上になったことをカメラが検知すると発火する前に管理者へメールで即通知を行います。
管理者は現場に直接行くことなく、ネット経由で現地の映像を確認した上で「必要があれば遠隔でスプリンクラーを起動する」などといった対応を迅速に行え、火災を予防することが可能です。
また、放水システムとの連携により、緊急時には専用のアプリから遠隔操作で任意のエリアだけに放水が行え、水の被る範囲を最小限に抑えて対処することが可能となっています。
火災を起こさないことも重要ですが、スプリンクラー起動などによる損害を最小限にすることも重要です。
防災の仕組みについて、一度検討してみてはいかがでしょうか。